受験前は?
入試期間中、保護者の方々にお願いしたいことは、たとえ入試序盤の結果が思わしくなくても、お子さまの前で決してガッカリした表情を見せないでください。
当事者であるお子さまは、入試期間中、見た目以上に精神的余裕がありません。
そんな中で、否定的な空気が家の中に充満すると、その後の試験にも影響を与えかねません。
この時期、お子さまにとっての心のよりどころは、日常生活に溢れている家族の笑顔や愛情です。
ご家族は、なるべく前向きな言葉でお子さまに接してあげてください。
成長したとはいえ、受験生であるお子さまはまだ小学生です。
保護者のサポートの元、食事や睡眠といった生活面を、これまで以上に気をつかってあげましょう。
本試験前からの模試や、連日の受験で、精神的にもピークになっているこの時期、消化の良いものやスタミナの付く食事を食べさせてあげるのはもちろんのこと、家の中ではゆっくりとくつろがせ、いつも通りの時間に就寝するようにさせましょう。
早く床に就かせようとしたり、勉強しようとするお子さまを無理に制してはいけません。
あくまでも、普段の生活リズムを心がけ、やさしく見守ってあげることが大切です。
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受験日当日は?
続いて受験当日の朝ですが、季節がら、天候悪化による交通機関の乱れなど生じることがあります。
例え遅れたとしても、必ずしも学校側が日程変更等で対処してくれるとは限りません。
そういった最悪のことも想定して、本試験1ヶ月位前から、30分程度早く起床する習慣を身につけさせましょう。
また当日は、なるべく友人等と待ち合わせをして受験会場へ向かうことは避けるべきです。
どんなに時間があっても、当日はソワソワした気持ちになっており平常心でいられません。
もし待ち合わせに遅れたり、会えなかったりしたら、それこそ気が落ち着かず試験以前の問題です。
いつもの精神状態を保つためにも、保護者と共に早めに到着して、心を落ち着かせておきましょう。
そのほか、当日のリラックスアイテムとして、飴やペットの写真、お茶やミネラルウォーターなどを持参する受験生もいるようです。
「普段の力が出せたら合格できたはず!」と、後悔しないためにも、自分なりのリラックススタイルを見つけておくのも一考かもしれません。