塾業界の現状
自分の通学圏内や生活エリアに、多いところでは10軒以上あるといわれている学習塾。
文部科学省の調査では、大都市圏在住の小学6年生の約半数が通塾しているという調査結果もあり、お子さまやご家庭にとっては、もはや塾通いはあたり前になりつつあります。
そんな学習塾産業も、日本の高度成長に寄り添うように成長を続けてきたわけですが、近年は少子化の影響もあって生徒数が減少してきており、群雄割拠の状態となっています。
また、中学受験の受験者数も横ばいもしくは減少が続き、一部の上位校に人気が集中する傾向があるため、生徒の求める学力レベルが必然的に上がり、より質が高く結果につながる教育を提供できるかが、存続の分かれ道になっているようです。
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塾選びは判断基準を明確に
塾に通わせる立場からすると、塾間の競争で、より良い学習環境へと進化してくれれば問題ありませんが、過当競争に伴う講師の質低下や、信憑性の薄い実績情報の提供など、受験当事者に悪影響を及ぼす顛末にならないか不安な面もあります。
お子さまの将来を占う大切な時期だけに、そうした事態になっても惑わされないよう、やはりしっかりと情報収集をして、塾選びをしたいものです。
よくある判断基準としては、
- 「国語・算数・理科・社会等、学習できる科目は?」
- 「生徒の様子は?」
- 「志望校の入試に添った学習内容なの?」
- 「合格実績は信用できるの?」
- 「費用対効果は?」
- 「講師は正社員 or アルバイト?」
- 「生徒のレベルに応じた指導はあるの?」
等々、この他にも選択基準を各ご家庭で持ちながら、学力アップを図れる理想の塾を見つけていただけたらと思います。
上記以外にも、塾選びに迷っているご家庭やお子さまに、当サイトでは、「学習塾の種類と特徴」や「学習塾の比較」、「学習塾選びのポイント」など、各種比較・検討ページをご用意していますので、ぜひ参考にしてみてください。